はるかのおはなしのおはなし

異世界魔神と神々の籠

紹介文

平和な日本で暮らしていた男は、ある日中世ヨーロッパを思わせる異世界、ディエンタール王国に隣国、そして魔王に対抗する戦争の道具として召喚された。従属を求める召喚者たち。しかし男は召喚によって得た大いなる力を武器に、ディエンタール王国に牙を剥く。

ディエンタール王は男の要求に屈し、共存への道を探る。一方傲然たる振る舞いを続ける男のもとへ、魔王の手が迫っていた。

作品概要

本作は「異世界召喚という流行りの題材だけを使って、全然違うテイストの作品を書く」というテーマで執筆した作品です。 ライトノベル的、あるいはなろう作品的なテイストではなく、もっと古い時代のファンタジー小説的な方向性を狙っています。

作品発表は2019年で、執筆開始はそれよりもうひと回り前。 当時の流れに乗っかるつもりで始めましたが、実際は随分時間がかかってしまったため流れに乗り切れませんでした。

作品のひとつのテーマとして、「男の身勝手な愛情」を描くというのがありました。 主人公はヒロインに愛情を向けているのは確かな事実なのですが、一方でヒロインと意思疎通や共有を図らない上に、作中でヒロインの意思がほとんど提示されません。 つまり、「男視点では愛するということをしている」ものの、それがどう受け取られるかには触れないスタイルです。

北斗の拳とかがそんな感じなのかな。 作品に触れたことがないので、ものすごく断片情報なのですけど……

ちゃんと「異世界召喚モノ」のお約束どおりヒロインは都合良くいてくれるのですが、ヒロインの明確な意思は不明なので、主人公と一緒に読者も不安になってもらいましょう、と。

そういう理由もあって、内容的には男性向けです。 主人公が漂白されていませんし。

約14万文字の作品なので、読書に没頭したいときにはちょうどいいくらいのボリュームなのではないでしょうか。 一応、「ちょっと厚めの長編文庫小説くらい」を狙っています。

作品リンク

もともとカクヨムで掲載されていたため、カクヨムでは細かく分割され、小説家になろうではまとめられています。

2024-03-09 記